課題名 | サツマイモにおける主要線虫の相互作用の解明(222) |
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課題番号 | 1994003285 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・線虫制御研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 5年度は、サツマイモネコブセンチュウ(ネコブ)とミナミネグサレセンチュウ(ネグサレ)をかんしょ(コガネセンガン)に同時接種し、両線虫の密度消長及び被害発現をポット試験で調査した。ネコブは接種2ヶ月後から大きく増加したが、両線虫接種区ではその後の増加がみられず、ネグサレ倍量接種区では逆に減少する傾向を示した。ネグサレは、接種2ヶ月後の線虫密度は低かったが、その後大きく増加した。ただし、ネグサレ倍量接種区では密度はわずかに増加しただけであった。ネグサレ接種区では根の腐敗が多く、そのために、ネコブの発育や増殖が阻害され、線虫密度が増加しなかったと考えられる。次年度はネグサレがネコブの発育、産卵に及ぼす影響を中心に試験する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 かんしょ 防除 |