課題名 | 卵寄生蜂の形態の計測法とその季節変化 |
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課題番号 | 1994003287 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・害虫行動研 |
研究期間 | 単H05~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 卵寄生蜂カメムシタマゴトビコバチOoencyrtus nezaraeの形態を画像解析により自動計測し、それら形質の季節的変化と寄主種による変異を基に野外での主要な寄主を推定した。室内で主要な3種寄主卵から羽化したカメムシタマゴトビコバチの前翅長を比較したところ羽化した寄主種間で差が認められた。この値を基にダイズ圃場で吸引粘着トラップにより捕獲したカメムシタマゴトビコバチの前翅長を比較したところ、その季節的消長は圃場内で各寄主より羽化したカメムシタマゴトビコバチの消長とよく一致した。よって、この前翅長の比較は野外における本寄生蜂の寄主推定の一手段として有効であると推察される。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 自動計測 大豆 防除 |