課題名 | モンスーン移動性水稲害虫の広域分散動態の解析 |
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課題番号 | 1994003294 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・情報処理研 |
研究期間 | 新H05~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | 梅雨期に極東地域へ長距離飛来するイネウンカ類の飛来源や飛来ルートを明らかにするために、日本気象協会作成の高層気象解析プログラムに必要な改良を加え、わが国と韓国にウンカの飛来をもたらした下層ジェット気流の流跡線解析を実施した。その結果、セジロウンカは揚子江下流南岸以南の水稲二期作地帯から少なくとも24時間、トビイロウンカは福建省、江西省南部、広東省東部を含む華南東部から36~48時間空中移送され、飛来侵入していることが示された。また、現地調査によって、モンスーン移動個体群がベトナム北部の冬作と早春作から移出していることが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 水稲 春作 防除 |