課題名 | 大豆の品質特性の解明(58) |
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課題番号 | 1994000057 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・資源品質研(品質評価班) |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 豆腐加工適性には多くの要因が関与しているが、原料大豆の成分組成と豆腐の食味との関係について検討した。蛋白質含量の高い品種・系統は豆乳固形分が高く、豆腐の破断応力も高かったが、脂肪、全糖及び遊離型全糖が高い品種・系統は豆腐破断応力が低くなる傾向があった。オリゴ糖添加により甘味、こく、味の評価が高まり、全体の総合評価も高まったが、スタキオース4.0%、ラフィノース1.8%程度まで濃度を上げることにより効果が顕著になった。また脂質の添加に関しては大豆油、ヒマワリ油(トリオレイン酸リッチ)とも添加することにより味の評価は高まったが、テクスチャーの評価はやや低下し、全体の総合評価は標準並であった。 |
カテゴリ | 加工適性 大豆 ひまわり 評価法 品種 良食味 |