課題名 | 青果物の品質評価と基準化(71) |
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課題番号 | 1994000071 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
プロチーム・プロ4 |
研究期間 | 完H04~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 野菜の品質評価基準の具体的な検討を対象作目としてブロッコリを用いて行った。現行の官能的判定にかわる客観的な品質評価要素として、ビタミンC含量、色(色差計値、クロロフィル含量)を検討したところ、前者の変化が品質劣化の先行指標となることを確認した。種々の栽培条件でも花蕾部分のビタミンCの変化速度は許容範囲にあり、評価要素として適当であると考えられたが、栽培年による含量差は大きかった。表面色の官能的変化は、色差計値から計算するカラースコアーで的確に表わされた。ビタミンCを指標とした市場出荷限界、小売り限界の仮定から、常温では収穫後急速に減少するため低温流通が必須条件となることが確認できた。この成果は「青果物の簡易品質評価技術の開発」に受け継ぐ予定である。 |
カテゴリ | 加工 カラー 栽培条件 出荷調整 評価基準 評価法 |