課題名 | イネの病原ウイルスの諸性質の解明(122) |
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課題番号 | 1994000135 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイ防除研(ウイルス班) |
研究期間 | 完H01~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | アジア地域に発生する主要な10種イネウイルスの実用的血清診断のためのマニュアルを作成した。また全ウイルスについて血清の作製手法および供給体制を確立した。イネツングロ桿菌状ウイルス(RTBV)の核酸は8002塩基対からなる2本鎖DNAであることを明かにした。本ウイルスの検出がPCR法(遺伝子増幅法)で可能となった。イネ・ラギッド・スタント・ウイルスの非伝搬株を作出し、その諸性質を解析した結果、10番目のセグメント(S10)が昆虫伝搬性に関与している可能性が示唆された。イネ萎縮ウイルスおよびイネ・ゴール・ドワーフ・ウイルスのゲノム解析の結果、両ウイルスの内殻蛋白質の一次構造は41%、外殻蛋白質は56%の相同性を有していた。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 ふう |