課題名 | 主要除草剤の土壌中への放出・存在形態と除草効果(166) |
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課題番号 | 1994000188 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・除草剤研(除草剤班) |
研究期間 | 延H02~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 土壌処理除草剤チオベンカルブの消失速度の変動を、アブラナ科作物の後作圃場に施用した本剤の土壌水中濃度の経時変化で調べた。前作物コマツナ、カラシナおよびダイコン作付跡圃場の土壌水分率と有効水分率の差異は認められなかった。処理当日の土壌水分中濃度は各作物間で一定ではなかったが、施用後10日あるいは30日後の濃度および当初濃度との比率には作物間に差異が認められた。すなわちコマツナ作付跡に比べカラシナおよびダイコン作付跡で2~3倍高い濃度が持続した。またダイコンでは50日後でもその傾向が認められた。以上の結果は本剤の土壌水中濃度の消失速度が前作物の種類によって異なることを示し、本剤の殺草性が前作作物の種類によって変動する可能性を示唆している。研究室人員構成に関連して一年延長した。具体的には担当者の一人小林が筑波大に出向予定、補充人事、専門分野など未定、新規課題を提案しても平成7年3月杉山室長の定年退職が予定された。以上の理由により終了年次を一年延長した。 |
カテゴリ | 病害虫 あぶらな からしな 管理技術 こまつな 雑草 除草 除草剤 だいこん 土壌処理 |