課題名 | 水稲の育苗・移植作業の省力化に関する研究(203) |
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課題番号 | 1994000240 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
機械作業・水田作業研(水田作業班) |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 水稲の育苗・移植システムの省力化・効率化を目的とし、通常のマット苗の10倍の長さを持つロングマット苗の育苗方法とその移植技術について検討した。ロングマットを一度に3枚育苗できる水耕育苗装置を試作し、播種量、溶液濃度および循環量を変えて育苗した。播種量が少い(慣行苗箱換算で170g程度)とマットの根がらみが弱く取扱いに耐えなかった。ロングマット苗は育苗日数2週間程度で目標の草丈10cm前後の苗を得ることができたが、溶液の入り口と出口で草丈、根長に差がみられたので育苗方法の検討が必要である。この苗をのりまき状に巻取り、市販の田植機にセットして試験した結果、ロングマット苗の苗の補給、苗送りをスムーズにするには苗載せ台の改造が必要と判断された。 |
カテゴリ | 育苗 省力化 水稲 播種 |