課題名 | 画像モデルによる包装青果物の品質変化シミュレーション |
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課題番号 | 1994003909 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
流通保全・食品包装研 |
研究期間 | 新H06~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | コンピュータシミュレーションは包装設計を適切に行う手法の一つであるが、従来、品質評価、商品価値の指標はクロロフィル、カロチノイドなどの化学分析値、色彩計によるLab値を利用したモデルが一般的であり、必ずしも官能評価の結果と一致するものではない。一方画像モデルは、非破壊評価法であるため同一試料の経時変化を測定できる上に、ビジュアルデータとして表現することができ、官能評価とも良い相関がみられると考えられる。そこでフィルム包装した青果物の色調を袋の上から簡便に評価することのできる画像処理手法を確立し、品質の画像モデルを作成して品質変化シミュレーションを行うための基礎的手法を開発する。6年度は、サンプルとして色調変化の激しいブロッコリーを用いて、貯蔵中の色変化を画像データとして適切に数値化できることを明らかにする。 |
カテゴリ | 加工 画像処理 評価法 品質保持 ブロッコリー |