課題名 |
米穀の外観情報による新形質米形質の特性解明(175) |
課題番号 |
1994003958 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
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研究分担 |
食品工学・流通工学研
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研究期間 |
継H04~H06 |
年度 |
1994 |
摘要 |
玄米を座りの位置におき、それを上方向から捉えた2次元輪郭形状を数量化することにより、50粒程度のサンプルがあれば銘柄を2群判別することが可能である。精白米においても同様である。本研究の目的はこの手法を応用することにより新形質米の特徴を明らかにする点にある。従来までの2次元輪郭形状測定手法は米粒の姿勢制御をせず、座りの位置において画像サンプリングを行っていた。この手法は、座りの位置が一定している銘柄の場合には簡便で優れているが、新形質米の供試品種のほとんどは座りの位置が一定せず、この手法では適当な画像サンプリングが困難であった。そこで5年度は画像処理によって米粒の姿勢制御を行う方法、すなわち100~200粒程度の米粒をランダムに平面上に置き、画像サンプリングをした後、輪郭形状に内接する2円の中心を通る直線の方向を一定に、しかも胚を一定の方向になるように画像処理し、統計処理によってその品種を代表しないと考えられるものは消去し、残った米粒の輪郭形状を解析する方法を開発した。
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カテゴリ |
加工
画像処理
品質保持
品種
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