アルファルファ菌核病抵抗性育種法の開発(77)

課題名 アルファルファ菌核病抵抗性育種法の開発(77)
課題番号 1994001075
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 育種・育種1研
研究期間 完H01~H05
年度 1994
摘要 アルファルファの重要病害である菌核病抵抗性品種育成のため、接種検定法の効率化を図った。圃場で5世代の人為接種選抜を行って得た各世代の系統を供試して、幼苗検定における最適な苗齢および育苗温度・日長条件を明らかにすると共に、幼苗検定選抜による抵抗性の向上を確認した。枯死率には、菌核病菌株とアルファルファ系統の主効果は有意であったが、両者の交互作用は有意ではなく、菌核病にはレースは存在しないとみられた。培養菌糸接種検定によって得られた抵抗性系統は、自然条件での子のう胞子を感染源とする検定でも抵抗性を示し、簡便な培養菌糸接種検定の有効性が実証された。得られた抵抗性系統は実用抵抗性品種育成の有力な素材となるが、抵抗性は多数の微働遺伝子により支配されるとみられ、収量や環境耐性等の実用特性との連鎖を打破するための育種法開発を併行して推進する必要がある。
カテゴリ アルファルファ 育種 育苗 飼料作物 抵抗性 抵抗性品種 品種

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