課題名 |
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発(109) |
課題番号 |
1994001106 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試)
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研究分担 |
生産利用・栽培生理研
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研究期間 |
継H04~H10 |
年度 |
1994 |
摘要 |
土壌への有機物還元容量を増大させることをねらって、多収性の潜在能力のある草種・品種を検索している。トウモロコシについて、晩生及び二期作用品種を対象に、その生産力を播種期及び黒ビニールマルチの効果の面から検討した。播種期を4月から7月まで移動させたところ、晩生及び二期作用品種の出穂は、気温だけでなく日長にも依存していた。5年は極度の低温と日照不足で経過したためマルチの保温効果がほとんど発揮されず、その生育への効果も小さかった。しかし、G4743、G5431、WR9401などはマルチに対する反応が高かった。一方、ソルガムの生育に対する透明の崩壊性マルチの効果をみたところ、冷害にも関わらずマルチの効果は大きく、出穂で10日の促進、乾物収量は供試品種平均で155%の増収であった。
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カテゴリ |
管理技術
飼料作物
ソルガム
多収性
凍害
とうもろこし
播種
品種
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