アレロパシー物質の構造解析とその合成(93)

課題名 アレロパシー物質の構造解析とその合成(93)
課題番号 1994000638
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・他感物質研
研究期間 継H01~H10
年度 1994
摘要 西アフリカ産シクンシ科植物Combretum bracteatumに含まれる植物生長阻害物質の大量分取精製法を検討し、ゲル濾過型カラムを用いた新しい手法を開発した。その手法を用いて乾燥葉610gより活性物質A(16.65mg)、B(30.14mg)の単離精製に成功した。活性物質AおよびBは100ppmの濃度でダイコン幼根の伸長をそれぞれ97%と71%、胚軸の伸長を80%と58%阻害した。また、活性物質Aのダイコン幼植物における50%阻害濃度は根が1.5ppm、胚軸7ppmで、植物由来の生長阻害物質として極めて強力なものである。MS、NMR、IR、UV等各種スペクトルによる構造解析を行った結果、活性物質Aは糖関連化合物と推定された。6年度はこれらの物質の化学構造を確定し、合成法を開発する。
カテゴリ アレロパシー物質 乾燥 だいこん

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