課題名 | 栄養的制御による家禽からのリン排泄量の低減(78) |
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課題番号 | 1994000892 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
栄養・栄養試法研 |
研究期間 | 継H05~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 麦類に含まれるフィターゼ活性は鶏のそ嚢で作用し、胃で失活すること、またその活性は小腸へ移行しても高まらないことが明らかになった。また、飼料原料として麦類を使用することによって、発育成績等に影響なく、環境負荷物質であるリンの排泄量をどの程度低減できるかについて検討したところ、飼料に大麦あるいは小麦を50%配合することによってリンの利用性が改善され、飼料中の有効リン水準を0.40%から0.32%まで低減できることが明らかになった。この場合、リン排泄量はおよそ15~25%低減された。 |
カテゴリ | 大麦 小麦 鶏 |