野蚕繭糸を利用した新規衣料素材の作出と機能評価(165)

課題名 野蚕繭糸を利用した新規衣料素材の作出と機能評価(165)
課題番号 1994003590
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 加工利用・衣料素材研
研究期間 完H03~H05
年度 1994
摘要 野蚕の繊維は特有な光沢、色彩を保有し、優れた特性を備えているが、衣料素材として利用する場合には、原糸と織物に関する研究開発が遅れている。検討の結果、1)天蚕繭、出殻繭等を精練剤で処理し、回転乾燥機で乾燥を行い、ハンドカード、電動式手工カード、サンプルローラーカードを併用することで紡績糸を作成することができる。2)天蚕織物の特有な緑色を酵素練りによってある程度残すことができる。3)天蚕糸をたて、よこ糸に使った先練織物は、のり塗布及びシリコン処理等により繊度のばらつきや毛羽立ちが抑えられ機械織りが可能となる。4)製織した天蚕先練織物は防しわ性に問題があるが通気性が良く柔軟性に富んだ織物となるなどの成果を得た。
カテゴリ 乾燥 効率的生産技術 評価法

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