特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明-煮繭・繰糸工程における処理条件の解明-

課題名 特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明-煮繭・繰糸工程における処理条件の解明-
課題番号 1994003598
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 松本・製糸技術研
研究期間 新H05~H07
年度 1994
摘要 特徴ある蚕品種繭に適する煮繭処理条件を明らかにするため、細繊度繭““““しんあけぼの””の乾燥条件とそれに伴う繭の色相の変化、煮繭による繭の膨潤状態の変化及び繰糸特性との関係を検討した。その結果、““““しんあけぼの””は““““あけぼの””に比べ繭乾燥に伴う色度の変化は小さく、乾燥により黄変し難い傾向を示した。煮繭による繭の膨潤状態の変化を見ると““““あけぼの””に比べ、繭層が膨化し易い傾向を示した。一方、繭乾燥温度を変えて繰糸試験を行った結果、““““しんあけぼの””に適する乾燥条件は、能率・収率・品位面から、最高接触温度を115℃とすることが最適と確認された。
カテゴリ 加工特性 乾燥 効率的生産技術 評価法 品種

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