課題名 |
潜航体による水中探査技術の開発(110) |
課題番号 |
1994006012 |
研究機関名 |
水産工学研究所(水工研)
|
研究分担 |
漁船工学・音響研漁船機研制御研船性能研(部長)
|
研究期間 |
継H05~H07 |
年度 |
1994 |
摘要 |
水産計測用の海中ロボットの開発に備えて、海中計測ロボットの現状調査とニーズ調査を行った。現状調査は文献や講演会で、ニーズ調査は主に大学、研究所、メーカの関連研究者もしくは技術者に対して行った。その結果、以下のことが分った。現在市場に出回っている小型で水中テレビを主な観測手段としたいわゆるLCROVは、その操作性を改善し、音響リモートセンシングにより観測距離を延すことが課題である。自律型海中ロボットいわゆるAUVは、現在勢力的に開発が行われており、遊泳エネルギーの面や、観測データ伝送量の制限は受けるものの、海面付近や海底付近の従来からの水産計測のデッドゾーンの観測に威力を発揮できそうである。小型で安定した曳航体へのニーズが高く、いかに小型化するかを検討すべきである。6年には対象を特に重要な3種程度にしぼって検討する。
|
カテゴリ |
ニーズ分析
リモートセンシング
ロボット
|