| 課題名 | 環境汚染物質分解微生物の探索(149) |
|---|---|
| 課題番号 | 1994005474 |
| 研究機関名 |
中央水産研究所(中央水研) |
| 研究分担 |
利用化学・微生物研 |
| 研究期間 | 止H01~H05 |
| 年度 | 1994 |
| 摘要 | 海洋における代表的な汚染物質であるトリブチルスズ化合物(TBT)が海水中で微生物分解によって減少していくことがこれまでに確かめられたが、分解微生物の単離、同定は未だに成功例がない。一般にある薬剤に対して微生物が分解能を有すればその微生物はその薬剤に対して耐性能を示すことが考えられるので、海洋環境中におけるTBT耐性菌の分布を調査した。TBT耐性菌の分布は環境中のTBTの汚染の度合に相関しておらず、南西諸島域のような非汚染海域においても高濃度耐性菌が常在していた。このことから環境中のTBT耐性菌は性格的にはTBT非感受性菌であり、TBTの分解に関与している可能性は小さいと考えられた。細菌によるTBT分解の速度が遅いこと、TBT分解能と耐性能が連関しないことなどから、TBT分解菌の分離作業の困難さが予想されるため本年度で中止とする。 |
| カテゴリ | 耐性菌 薬剤 |