課題名 |
傾斜地カンキツ園の機械化体系における高品質安定生産技術の実証(33) |
課題番号 |
1994002947 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試)
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研究分担 |
地域基盤・果樹研
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研究期間 |
継H05~H09 |
年度 |
1994 |
摘要 |
傾斜地かんきつ園に園内作業道を導入し、小型機械化作業体系に適合した樹形改造を図る目的で愛媛県吉田町の約20aのみかん園を用いて、園内作業道の造成を行った。地形や作業性を考慮して約1割の成木を伐採したが、樹齢が約20年生と若いため、樹形改造を施すまでには到らなかった。四国農試内のみかん園で柵仕立て法と従来の開心自然形の果実品質の比較試験を行ったところ、柵仕立て法が開心自然形よりも優れていた。また、高品質生産のためのマルチ栽培試験を行ったが、本年は異常気象で降雨量が記録的に多く、大きな効果は認められなかったが、若干の品質向上効果や根活性への影響が認められた。また、地表面管理法の検討を行い、ヘアリーベッチの播種による無除草管理で品質が向上すること、土中へのエア潅注処理は樹勢を良くするが品質は低下することが明らかとなった。
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カテゴリ |
病害虫
機械化
機械化体系
傾斜地
除草
中山間地域
播種
その他のかんきつ
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