課題名 | 機能性糖類含有キク科作物の効率的生産技術の開発(23) |
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課題番号 | 1994003004 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・気象資源研 |
研究期間 | 完H03~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | 機能性糖類のフラクトオリゴ糖を多量に含むキク科作物ヤーコンの栽培法確立のため、ヤーコンの生育特性・塊根形成に対する温度・水分環境の影響を解明した。4月定植(早植え区)と5月定植(遅植え区)の栽培試験の結果、生育前半の生育速度は早植えするほど大きく、最終的な収量も早植え区で大きかった。塊根重の経時的推移から、最適な収穫時期は積算温度が4,500℃・日になる時期以降である。また、いずれの年も梅雨時に湿害を生じ、被害株では生育は停滞し、塊根重も小さくなった。したがって、効率的な栽培には、できるだけ早植えを行い、早植えに伴う低温と梅雨期の湿害に注意し、積算温度4,500℃・日以降に収穫するとよい。成果は「バイオルネッサンス計画研究報告」に提示した。 |
カテゴリ | 管理技術 きく 機能性 効率的生産技術 栽培技術 湿害 水田 ヤーコン |