キク科作物の機能性糖類高含有系統の開発(86)

課題名 キク科作物の機能性糖類高含有系統の開発(86)
課題番号 1994003019
研究機関名 四国農業試験場(四国農試)
研究分担 作物開発・資源作物研
研究期間 完H03~H05
年度 1994
摘要 機能性糖類(フラクトオリゴ糖)の含有量の高いキク科作物ヤーコンについて、交雑育種法による品種改良を目的として開花誘導法と交配母本系統の評価を検討した。ヤーコンは通常の栽培条件下では開花が遅く、その数も少ないが、ヒマワリを台木に用いた接ぎ木株の短日処理によって多数の開花が誘導できた。母本系統の評価は、既存の4系統、ペルーからの新導入した3系統、ボリビアから新導入した2系統を供試し、栽培特性、フラクトオリゴ糖含量、収量性等を明らかにした。4年度に新導入したペルーB群の2系統は開花性、塊根の外観形質、塊根の肉色が良好であり、交配母本として優れる結果を得た。これらの系統を片親として開花誘導処理を行い、多数の交雑種子が得られた。以上の結果、交雑育種の展望が開けたので、6年度から新規課題で高品質・多収を目的とした育種を行う。
カテゴリ 育種 きく 機能性 栽培条件 台木 接ぎ木 ひまわり 品種改良 ヤーコン

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