課題名 | 桑遺伝資源の収集及び特性評価(167) |
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課題番号 | 1994002350 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
畑地利用・養蚕研 |
研究期間 | 継H05~H12 |
年度 | 1994 |
摘要 | 「農林水産省ジーンバンク事業」第2期の初年度は、桑遺伝資源の第2、3次特性評価を行った。第2次調査は発芽の早晩、挿木発根力及び葉の硬化等について31品種・系統、再発芽力について20品種・系統、病害抵抗性について58品種・系統を供試し調べた。これら品種・系統間における特性は、病害抵抗性及び葉の硬化を除き在来品種と倍数体系統間に著しい違いが見られた。第3次調査は供試品種・系統各20種について、収量性を調べた。春蚕期及び晩秋蚕期の年合計収量は、1.02~3.45kgの範囲で、3kg以上の多い収量は剣持ほか4品種であった。なお、新梢葉量割合及び葉量割合の結果からは、晩秋蚕期が平均72.0%を示し、春蚕期の値に比べ10%ほど高い傾向が認められた。6年度からは桑遺伝資源の特性評価データの蓄積のほかに、野生桑の収集と苗木の養成を図る。 |
カテゴリ | 遺伝資源 桑 繁殖性改善 病害抵抗性 品種 品種開発 |