課題名 | 気象変動下におけるコムギ土壌伝染性病害発病予測モデル構築のための基礎的研究(65) |
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課題番号 | 1994002453 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・病害生態研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 秋季の紅色雪腐病抵抗性の発現過程と根雪前の抵抗性獲得値を数年間にわたり追跡したデータを解析した。その結果、根雪直前の抵抗性獲得値と播種からの積算気温との相関が高かった。播種から40日以内では極強のPI173438の抵抗性は低く、日平均気温が5℃以下になる11月下旬以降にならないと他の品種との差がはっきりしなかった。一方、コムギ縞萎縮病では、10月以降の遅播による本病の被害回避は4年秋季の気象条件下では困難であったと解析された。また、抵抗性品種には、フホクコムギのように全くウイルスが検出されない品種と、ハチマンコムギのようにウイルスの検出に年次変動があり、ウイルスの増殖量がナンブコムギに比べて少ない品種が存在することが明らかとなった。 |
カテゴリ | 病害虫 萎縮病 害虫 管理技術 くこ 雑草 抵抗性 抵抗性品種 播種 品種 |