課題名 | 簡易被覆環境の特性解明とその有効利用法の確立(68) |
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課題番号 | 1994002456 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・環境制御研 |
研究期間 | 延H01~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 気温と地温に対するべたがけの作用はそれぞれ異なり、べたがけの昇温効果は地下部でより顕著であった。また、べたがけ下のコマツナの生長は地温と相関が高かった。潜熱輸送を抑え、通気性のないフィルムを用いた模型実験から、被覆資材の放射特性及び被覆内の風速の大小によって気温-地温平衡点が移動することが明らかになり、これらの関係を定量的に評価できた。しかし、多種多様なべたがけ資材の圃場条件における効果を整理するには、物理環境の成立機構の解明と作物生長の定量的な評価がさらに必要である。6年度は、べたがけ資材の特性と気温-地温平衡点の移動との関係を明らかにし、7年度は、それを踏まえてべたがけの作物生育促進効果の定量化を試みる。 |
カテゴリ | 環境制御 管理技術 こまつな 輸送 |