課題名 | 地域特産作物の栄養系大量増殖のための発根・順化法の開発(77) |
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課題番号 | 1994002461 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・環境制御研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 栄養系増殖の困難なエゾ系リンドウを用いて、挿し木発根と挿し穂増殖に有効な環境制御法を検討した。通常の霧処理や水挿しに比べて、挿し木床をべたがけ資材で被覆し、初期のみ霧処理する方が、挿し木の発根率が高く、発根ホルモンとの併用で90%以上の発根率を得られることが判明した。この方法はニンニクやシオデの組織培養苗の発根・順化にも有効なことを確認した。挿し穂を効率的に増殖するための手法として、湛水田に高さ約20cmに設置した籾がら培地による栽培が有効であり、慣行栽培に比べて3~5倍の数の越冬芽を得ることができた。6年度はリンドウ挿し木苗の越冬芽形成について検討する。 |
カテゴリ | 環境制御 管理技術 挿し木 水田 にんにく りんどう |