課題名 | トビムシ類の特性評価と機能評価法の開発(177) |
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課題番号 | 1994002542 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑土壌研 |
研究期間 | 継H05~H11 |
年度 | 1994 |
摘要 | 畑及び林地土壌やミミズ糞から13種のトビムシ類が採取され、そのうち2種が作物病原糸状菌を摂食し繁殖した。ところが1種は数世代後に死亡し、他1種が供試菌7のうち4菌で累代飼育可能であった。この種類(Folsomia sp.)はとくにRhizoctonia solaniでの繁殖率が高かった。病原菌を餌に飼育したトビムシによる作物根への病原菌の伝染を防ぐため、飼育餌の菌を熱処理し餌としたが飼育トビムシの繁殖率は低下しなかった。この餌で飼育したトビムシは、土壌を充填しR.solani菌を繁殖させたポット内において菌を摂食し、アズキ幼苗への病原菌の感染抑制能力が維持され、苗立枯病の発生を抑制した。 |
カテゴリ | あずき 立枯病 土壌管理技術 繁殖性改善 評価法 |