課題名 |
小果樹類新品種の育成(179) |
課題番号 |
1995002121 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試)
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研究分担 |
作物開発・果樹研
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研究期間 |
継H06~H15 |
年度 |
1995 |
摘要 |
近年、北海道に適した果樹として小果樹が注目され、そのなかでブルーベリーは本道に分布する泥炭土などの酸性土壌を好む性質があるため、いくつかの地域で産地化が進んでいる。ブルーベリーは、三つの主要な種類がある。そのうち、ローブッシュ種は、品種改良が最も遅れているが、野生種として古くから利用され、樹がわい性で、雪の下で越冬するため凍害が少なく、さらに早期結実、早熟性などの優れた性質を持っている。北海道農試では、昭和43年にアメリカ農務省より自然交雑種子を導入し、育成した実生から選抜したローブッシュ系ブルーベリーが13系統ある。これらの系統を適応性検定試験に供試し、優良新品種の育成を図っている。杖の伸長は全体に少なかった。また、一株収量が少なく、一果平均値も全体に小さかった。糖度は供試系統のいずれも対照品種のRancocasより少なかった。このように、6年度は干ばつによる被害で、樹の生育、収量、果実の大きさに被害が見られ、各系統・品種間に明確な差のある結果は得られなかった。
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カテゴリ |
育種
寒地
新品種
凍害
品種
品種改良
ブルーベリー
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