課題名 | 大型土壌動物の生態と機能の解明(106) |
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課題番号 | 1995004290 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林科学園・生物研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | 北茨城市のブナ林で大型土壌動物と堆積腐植量の季節変化を測定し、落葉分解における土壌動物の役割について検討した。大型土壌動物のうち最も現存量が大きかったのはミミズで、9月に最大となり、総現存量の季節変動も同様の傾向を示した。堆積腐植量は9月に最も少なくなり、10~11月にかけて増加した。このうちL層は8~10月に減少し、11月に最大となり、F層は7~8月に多かった。以上の事実から、7~8月にL層の葉が微生物などの働きによってF層へと移行し、9月にミミズなどの働きによってF層の堆積量が減少した可能性が高い。(11-1-1) |
カテゴリ | 管理技術 季節変動 |