課題名 | 木構造接合部の基礎耐力(338) |
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課題番号 | 1995004570 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
木材利用・接合研 |
研究期間 | 完S00~S00 |
年度 | 1995 |
摘要 | ドリフトピンを用いた接合部を設計する上での基礎データとして、1本のドリフトピンの木材に対するめり込み挙動について検討した。前年度までに得られた測定結果をもとに、パラメータとして荷重角度θ(繊維方向と荷重方向とがなす角度)と割裂長さc(試験用ピンの中心から試験体の木口までを繊維方向に測定した距離)を取り上げ、これらのパラメータによる最大変形量、最大めり込み応力、最大変形時応力、最大応力時変形量、初期剛性、応力-変形量曲線の面積という6つの特性値の変化傾向についてHankinson式による表現を試みた。上記パラメータのうち、前3者については上式により傾向の概略を説明することができたが、後3者については特に荷重角度30度の場合の適合性が悪かった。本課題で検討してきたような基礎データは蓄積が未だ充分とはいえず、かつ各機関に分散しており、統一的なデータベースの構築が不可欠である。 |
カテゴリ | 加工 データベース なす |