| 課題名 |
材線虫病の被害地拡大を防止するための防除帯設定に関する理論的研究 |
| 課題番号 |
1995004798 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
|
| 研究分担 |
東北・昆虫研
|
| 研究期間 |
新H07~H09 |
| 年度 |
1995 |
| 摘要 |
外国からの侵入病害と考えられているマツの材線虫病は、東北地方では1975年に宮城県石巻市で発生して以来、年々被害地は北上を続けた。これまで、新たな侵入に対しては、薬剤のスポット散布や被害木の伐倒焼却といった方法で対処し、被害地の拡大を防いできた。東北地方が比較的寒冷なこともあり、これらの防除対策の結果、被害地の拡大速度を落とすことには、一応の成果をみている。しかし、猛暑によって被害量が急増した際には、これらの方法では対処しきれずに、被害地が拡大する。そこで、新たに、寄主であるマツをすべて取り除いた防除帯を設定し、材線虫の飛び込み量を大幅に抑える方法を併用することによって、材線虫病の被害地の拡大を阻止することが急務となった。防除帯の幅をどのくらいにするのかは、防除帯をつくったときの飛び込み量の減少(benefit)と、防除帯をつくるたいへんさ(cost)の、トレードオフで決定される。飛び込み量減少を推測することが、本研究の主目的である。行政機関に対し、これらのコストとbenefitの関係を示し、実際に防除帯を設定する際の指針とする。
|
| カテゴリ |
病害虫
経営管理
コスト
防除
薬剤
|