課題名 | 木材の貿易・需要構造の把握と変化要因の解明(554) |
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課題番号 | 1995004831 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
林業経営・経済研 |
研究期間 | 継H06~H11 |
年度 | 1995 |
摘要 | アメリカ西部国有林の伐採減少に伴う、(1)今後の北アメリカにおける地域間の製材品供給シェアーの変化と、(2)日本向け木材輸出への影響について検討した。前者に関しては、短期的にカナダB・C州とアメリカ南部の供給シェアーが高まるとみられるが、両地域とも資源の供給力に限界があり、数年で頭打ちになることが予想される。また後者に関しては、新たな設備投資が積極的に展開されている、カナダB・C州の内陸部の競争力が強まり、同地域からの日本向け製材品の輸出がさらに増加傾向をたどることが予想されること、またこのほか価格高騰が誘因となって、ニュージーランド、チリ、北欧諸国といった針葉樹人工林を資源基盤とする新たな産地国からの日本向け製材品輸出が増加していくことが予想されることを示した。(5-2-3) |
カテゴリ | 管理技術 管理システム 経営管理 輸出 |