課題名 |
モモ(生食用第6次)育種試験 |
課題番号 |
1995001225 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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研究分担 |
育種・育種3研業務
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研究期間 |
新H07~H15 |
年度 |
1995 |
摘要 |
わが国のモモ栽培は、都市化の進展や果実需要構造の変化、生産者の高齢化などにより減少傾向を示している。こうした状況に対応するためには、栽培性、品質ともに優れた新品種の育成が必要である。当研究室では昭和53年以降モモ(生食用第5次、加工用第3次)育種試験を実施してきており、これまでに、‘よしひめ’、‘まさひめ’、‘ちよまる’、‘あきぞら’等の優良品種を育成してきた。しかし、モモ栽培の安定化のためにはこれらの品種に加えて画期的な日持ち性、低樹高栽培に適した品種の育成が求められており、半わい性またはわい性、枝垂れ性等の形質を導入する必要が生じている。本育種試験では従来の品質育種に加えて、これらの形質をモモ野生種あるいは観賞用品種から導入し、画期的な新品種を育成することを目的としている。上記目的を達成するために、観賞用モモの中のわい性タイプ、枝垂れタイプ、及び缶詰用品種の中の不溶質タイプや、交雑実生中に見いだされる硬肉質タイプを交雑親として用い、経済品種との間で戻し交雑等を実施し新品種を得る。
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カテゴリ |
育種
加工
新品種
台木
低樹高
品種
もも
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