課題名 | カンキツにおける細胞質雑種作出による雄性不稔性の細胞質を持つ母本の育成(107) |
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課題番号 | 1995001293 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・育種研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | カンキツでは、通常の細胞融合(対称融合)によっても細胞質雑種が作出できるので、雄性不稔性の細胞質を持つと考えられるウンシュウミカンのカルス及びオレンジ等6品種の葉由来のプロトプラストを用いて、対称融合を電気融合法により実施した。その結果、十万温州+クレメンティン及び十万温州+ヒュウガナツの2組合せで、融合の後、細胞分裂が認められ、十万温州+クレメンティンでは植物体が得られた。しかし、十万温州+ヒュウガナツでは胚様体の形成が認められなかった。なお、作出個体は、鉢上げに向けて育成中である。 |
カテゴリ | 育種 温州みかん 日向夏 品種 その他のかんきつ |