課題名 | 暖地向き飼料用トウモロコシ育種素材における茎部消化性の変異の解明(82) |
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課題番号 | 1995003028 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
畑地利用・飼料育種研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1995 |
摘要 | 茎葉部の栄養価の優れた新品種を育成する上での基礎的知見を得るため、育種母材改良集団など18品種・系統の茎部消化性を調査した。各分画の平均含量は、低消化性繊維50%、細胞内容物36%、高消化性繊維10%で、低消化性繊維と細胞内容物には品種・系統間に1%水準で有意差が認められた。このことから、茎部消化性の差異は主として細胞内容物含量の多少によると推察された。細胞内容物含量を由来別に比較すると、フリント種改良集団で多く、デント種改良集団および普及F1品種で少なかった。また、茎部消化性と改良集団の選抜年次との関係は見られないことから、耐倒伏性との関係は低いと推察された。 |
カテゴリ | 育種 飼料作物 飼料用作物 新品種 とうもろこし 品種 |