人工飼料育期間拡大による低コスト高品質繭生産技術の確立(106)

課題名 人工飼料育期間拡大による低コスト高品質繭生産技術の確立(106)
課題番号 1995003049
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 作物開発・桑育養蚕研
研究期間 止H03~H06
年度 1995
摘要 火山灰の被害軽減対策の基礎資料を得るため、火山灰を人工飼料に混入し5齢期蚕に給与した場合、給与量、給与時期が蚕体及び繭質に及ぼす影響を検討した。その結果、1頭当たりの火山灰給与量500mgを境に、影響が顕著に異なり、500g以上の給与では、ほとんどが致死もしくは不結繭蚕となった。また、5齢の全期間わたって分散給与した場合に最も甚だしい影響を受けた。つぎに気象災害の被害軽減対策として5齢期の給与桑量を20~50%減量し、これを人工飼料のふりかけで代替して蚕飼育を行った。その結果、桑葉のみでの飼育に比べ、ふりかけ代替の20、30、40%区は5齢期経過が短く、繭重、繭層重は重く、1万頭収繭量は向上した。しかし、50%代替区では繭層歩合、生糸量歩合は桑葉育区よりやや劣った。以上のことから、春蚕、初秋蚕、晩秋蚕期での降灰付着被害度、効率的代替量が明らかになった。 残された問題としては、夏蚕、晩々秋蚕期及びシマグワ種桑葉及び成分のことなる人工飼料についての試験は未実施である。しかし、ほぼ当初の目的を達したことと、残された課題は公立機関でも解決が可能であることから6年度で中止する。
カテゴリ カイコ 桑 多収栽培技術 低コスト

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