課題名 | サツマイモ葉巻病ウイルス遺伝子の構造解析(233) |
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課題番号 | 1995003173 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・ウイ病研 |
研究期間 | 継H05~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | サツマイモ葉巻ウイルス(SPLCV)と同じジェミニウイルスグループに属するBean golden mosaic virus(BGMV)のDNA-A成分の塩基配列をもとにして、PCR用の合成プライマー3組を作製し、PCR法によってBGMV感染葉から3種類のウイルスDNA断片を増幅した。同じプライマーを用いて同様な条件でPCRをおこなったところ、SPLCV感染アサガオ葉からの核酸からは特異的なDNA断片は増幅されなかった。また、PCRで増幅したBGMVのDNA断片をプローブに用いて、電気泳動で分離したSPLCV感染アサガオ葉からの核酸とのハイブリダイゼーションをおこなったが、反応するバンドは認められかった。したがって、SPLCVのDNAは、BGMVとは異なる塩基配列からなっていることが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 あさがお 害虫 防除 |