課題名 | 米粒の品質劣化を引き起こす病原微生物相と侵害機作の解明(66) |
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課題番号 | 1995000068 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・水田病害研(水田病害班) |
研究期間 | 完H04~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 米粒の品質劣化に関与する菌類汚染の総合的防除対策を確立するため、イネ種子での各種菌類相及び各種病原菌類の分布組織を調査した。イネ種子からは7~11属の菌類が分離され、そのほとんどが病原菌かまたは腐生菌で、分離菌種は地域により異なり、前作の有無も分布菌種に影響した。またもみ殻より玄米で菌類分布密度が低かった。現在その防除が最も問題となっているいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病を対象に、種子における各病原菌の存在部位を調査し、もみ殻に比較し玄米の病原菌による汚染程度が格段に低いことを明らかにした。この成果に基づいて、7年度から玄米を用いた半人工無病種子の作出を総合的開発研究次世代稲作で実施する。 |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 加工 品質保持 防除 もみ枯細菌病 |