課題名 | 作物の分布と有害鳥の行動圏の解明(152) |
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課題番号 | 1995000138 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・鳥害研(鳥害班) |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | 総延長7.5kmのルートで月2回ヒヨドリのセンサスを行った。ヒヨドリの個体数は大きな季節変動を示し、3月に最大数が記録され、4月に急減した後、9月までは少数で安定していたが、10月以降に再び増加した。個体数の多くなる冬季~早春には葉菜類の圃場で記録されるものが多く、200羽を越える群れも観察された。ヒヨドリの個体識別には翼タグが有効なことが確認された。この方法で3月末~4月上旬に繰り返し発見された6羽は、この間、少なくとも長径220m~1350mにおよぶ地域を利用していた。4月初めまで圃場で葉菜類を食べていた個体が、桜の開花後は桜並木に移動して吸蜜しているのが確認された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 季節変動 |