課題名 |
水田多年生雑草の生態と出芽・生育の制御機構(183) |
課題番号 |
1995000168 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ)
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研究分担 |
耕地利用・水田雑草研(雑草班)
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研究期間 |
継H03~H08 |
年度 |
1995 |
摘要 |
クログワイの生物的防除法確立のため、自然発生のクログワイに糸状菌Epicoccosorus nematosporus K-035菌株を106/mlの胞子濃度で接種し、翌日に除草剤ベンタゾン・MCP水和剤の1(1g/平方メートル)、1/4、1/8および0倍量を処理した。菌の接種により除草剤の効果も増大する傾向にあったが、とくに菌と除草剤1倍量処理では同量の除草剤単用よりクログワイの地上部生育量が著しく抑制された。また、近年各地で問題になっているイネ科の匍匐性多年生雑草につき、実態と簡易な識別点を検討した。従来から問題の北日本でのエゾノサヤヌカグサと温暖地以西でのキシュウスズメノヒエは増加傾向にあり、アシカキ、ウキガヤ、ギョウギシバ、ハイキビなどのイネ科多年生雑草が問題になっているが、正確に識別されていない。このため、出穂前に茎葉の形態で識別する検索表を作成した。
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カテゴリ |
病害虫
管理技術
きび
雑草
除草剤
水田
生物的防除
ひえ
山羊
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