水田における強害帰化雑草の発生生態と制御技術(185)

課題名 水田における強害帰化雑草の発生生態と制御技術(185)
課題番号 1995000169
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 耕地利用・水田雑草研(雑草班)
研究期間 継H05~H08
年度 1995
摘要 水田での蔓延が危惧される帰化雑草の動向に関するアンケートの33道県からの回答を集計・解析した。アメリカセンダングサは全回答数の74%で発生を確認され、アメリカアゼナ、キシュウスズメノヒエなどがこれに次いだ。水田ではアメリカセンダングサの被害程度を「小」とする回答が多かったが、その場合でも「手取り除草」が行われていた。侵入状況を異にする茨城県つくば市と伊奈町の水田産のアメリカセンダングサでは、播種期の違いによる開花期の変動は小さいが、開花始期では各播種期ともつくば市産で7~10日早かった。株を基部から切断し頭花開出まで放置すると、開花8日後の切断でも種子は最終重量の62%にまで達した。切断時の種子が9%であったことから、切断株上での種子の稔実の進行が認められた。
カテゴリ 病害虫 管理技術 雑草 除草 水田 播種 ひえ

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