課題名 | 主要除草剤の土壌中への放出・存在形態と除草効果(188) |
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課題番号 | 1995000172 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・除草剤研(除草剤班) |
研究期間 | 完H02~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 実験室において、含水比を変えた畑土壌にチオベンカーブを風乾土当り同量になるように混和処理した場合、含水比の増加につれて土壌溶液中の薬剤総量は増加するが、土壌溶液中薬剤濃度はほぼ一定であった。また採取した土壌溶液に対するイネ科雑草の生育反応と別に調製したチオベンカーブ標準濃度溶液に対するそれと相関が高かった。一方、圃場にチオベンカーブ乳剤を散布処理した場合、土壌溶液中薬剤濃度は、遠心土中の薬剤の消長につれて継時的に減少することが示され、薬剤の垂直分布や圃場および水耕法による生物検定の結果から、本剤のソルガムへの影響は処理1週間以内の土壌表層(0-1cm)における土壌溶液中薬剤濃度が大きく影響していると推測できた。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 除草 除草剤 ソルガム 薬剤 |