課題名 |
画像モデルによる包装青果物の品質変化シミュレーション(124) |
課題番号 |
1995003762 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
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研究分担 |
流通保全・食品包装研
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研究期間 |
継H06~H08 |
年度 |
1995 |
摘要 |
画像モデルは、非破壊評価法であるため同一試料の経時変化を測定できる上に、ビジュアルデータとして表現することができるので、フィルム包装した青果物の色調を袋の上から簡便に評価できる画像処理手法を確立し、品質変化シミュレーションを行うための基礎的手法を開発する。6年度は、ブロッコリーをカラー画像でスチルビデオに取り込み、画像処理装置に転送して解析を行った。花らい部分の表面色をRGB表色系で256階調の濃度ヒストグラムで表すとR、G、B成分ともに濃度0に大きなピークがあることが認められ、この画素は花らい表面の凹凸により生じる影の部分に相当することが明らかとなった。本手法が高感度に色調変化をとらえることができ、官能評価値とも良く一致することが認められた。7年度は、フィルムによる影響を除去し、包装内の青果物の色調を精度良く評価するための画像解析手法を確立する。
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カテゴリ |
加工
画像処理
カラー
評価法
品質保持
ブロッコリー
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