課題名 | 食品害虫のトラップによる制御(125) |
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課題番号 | 1995003766 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
流通保全・貯蔵害虫研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | 食品工場や食料貯蔵場所の害虫の早期発見に有効且つ汎用性のある誘引トラップ開発のための誘因源の探索を行う。5年度までに、ピーナッツ粉末はコクゾウムシ成虫に強い誘引性を持ち、しかも、コクゾウムシに接触・汚染されると誘引性が増幅されることが判明した。6年度は、誘引物質を特定するため新鮮ピーナッツ及びコクゾウムシで汚染されたピーナッツそれぞれを、極性の異なる溶剤で抽出し、バイオアッセイを行った。しかし、いずれの抽出物も誘引性は認められなかった。これの原因として、誘引物質は揮発性の高い複数成分の可能性が考えられた。そこで、7年度は低温での抽出及びポラパック等の吸着剤による方法を利用し有効成分の特定を図る。 |
カテゴリ | 害虫 加工 ナッツ 品質保持 |