課題名 | 牧野草のリンの可溶化機構の解明(128) |
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課題番号 | 1995001131 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・土肥2研 |
研究期間 | 継H03~H09 |
年度 | 1995 |
摘要 | 不可給化したリン酸に対して利用効率の優れた草種を検索する。6年度は土壌中で不溶化したリン酸のモデルとして、難溶性のリン酸カルシウム、リン酸アルミニウム、リン酸鉄をリン源に用い、リンの合計量が200mgとなるように難溶性リンと水溶性リンを100mgづつ等量添加して、15草種を1/5000aポットで栽培した。15草種による難溶性リン酸の利用状況をみると、リン酸アルミニウムを利用できる草種が多く、ついでリン酸鉄となり、リン酸カルシウムは最も利用されにくかった。リン酸アルミニウムを利用する草種としては、ローズグラス、オーチャードグラス、レッドトップ、シロクローバ、リン酸鉄ではバヒアグラス、レッドトップ、ケンタッキーブルーグラス、リン酸カルシウムではシロクローバ、ライムギ、オーチャードグラスが挙げられた。 |
カテゴリ | 管理技術 さやいんげん 飼料作物 施肥 ばら |