| 課題名 | 群落微気象及び局地気象の特性の解明と機能の評価-半乾燥植生地域における微気象および植物の生理生態機能の調査測定(26) |
|---|---|
| 課題番号 | 1995000595 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
| 研究分担 |
環境資源・気象特性研 |
| 研究期間 | 完H01~H06 |
| 年度 | 1995 |
| 摘要 | 中国内モンゴルの草原にヒツジの放牧頭数を異にする試験区を設け、植被状態や微気象の観測により草原の砂漠化の機構を調べた。強放牧区(6頭/ha)では植被がほとんど無くなり、ヒツジの踏圧が土壌を硬化させ、顕熱が砂丘と同様に支配的になり、地下水分の補給が断絶したと判断された。無放牧区や弱放牧区(2頭/ha)では放牧強度に応じた植生量の減少がみられたが、純放射量の多くは潜熱として消費され、連続的な蒸発散がみられ、砂丘化は進行しなかった。湿潤期の降雨直後の過渡的熱収支の解析から、過剰な放牧強度は植生を破壊し、降雨後に過渡的にアルベドの低下と純放射の増大をもたらし、降雨を蒸発で失い地下水の函養に悪影響を及ぼし、砂漠化を助長することがわかった。 |
| カテゴリ | 乾燥 羊 |