課題名 | アレロパシー物質の構造解析とその合成(85) |
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課題番号 | 1995000661 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・他感物質研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1995 |
摘要 | 西アフリカ産シンクシ科植物Combretum bracteatumの乾燥葉より新たな精製法であるゲル濾過カラムを適用して2種の活性物質A、Bを得た。活性物質AはIR、NMRの結果より、独立した-CH2OR(R=HまたはC)が2個、-CH(OR)-CH(OR)-が2個、合計8個の非交換性プロトンが検出された。本化合物は、(1)水中でカルボニル型とケタール型の平衡状態として存在している。(2)ケタール型ではαおよびβ型の2種の立体異性体として存在していることが推定された。活性物質A、Bはいずれも糖由来の化合物と考えられる。活性物質Aは1.5ppmおよび7ppmでそれぞれダイコンの根および胚軸の成長を50%阻害し、この活性は植物由来の成長阻害物質として極めて強力なものであった。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 乾燥 だいこん |