異常プリオン蛋白の機能解析の研究(106)

課題名 異常プリオン蛋白の機能解析の研究(106)
課題番号 1995003567
研究機関名 家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究分担 企連総合診断・衛生検査病理診断研
研究期間 完H04~H06
年度 1995
摘要 羊からマウスへスクレイピーを伝達し、マウスにおけるプリオン蛋白質の増殖臓器、マウススクレイピーの潜伏期、病変等を明らかにした。羊のスクレイピーからマウスへ伝達したTsukuba1株は、マウスでの潜伏期は120~130日であった。今回新たに分離できたTsukuba2株の潜伏期は初代359±21日(n=4)、2代目299±1日(n=9)、3代目が303±34日(n=6)であった。また、臨床症状はTsukuba1株では、被毛が逆立ち、飲水や摂食が減少し、動かなくなるのに対し、Tsukuba2株では多飲多尿の症状を示した。病変はTsukuba1株では視床、海馬、大脳に海綿状変性が強く見られるのに対し、Tsukuba2株では延髄から視床下部に強い病変が見られ、大脳は極軽度であった。スクレイピーを発症している5頭のマウスの眼球をプールし、乳剤を作製し、マウスの脳内に接種したところ、潜伏期は144±2日(n=9)であった。また、免疫染色では網膜の外網状層が強く陽性を示し、内網状層は陰性であった。
カテゴリ 病害虫 馬 診断技術 羊 防除

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