課題名 | 早熟型コクシジウム株の性状の検討(111) |
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課題番号 | 1995003575 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
研一・原虫2研 |
研究期間 | 完H04~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | 鶏コクシジウムから早熟化操作により得られた弱毒株のワクチン応用への可能性を検討した。ブロイラーに対する病原性は採卵鶏に対するものと同様に低下していた。弱毒株は薬剤耐性野外株との間で交雑が成立し、交雑株の病原性は弱毒株と同様で薬剤耐性の程度は野外株のそれと同様であった。弱毒化に伴う免疫原性の低下を防ぐために、非特異的免疫増強剤2剤(ミヤイリ菌体末、EF203)と弱毒株を併用して免疫原性の変化を検討したが、攻撃感染によって増体量の低下及びオオシストの排出がみられ、免疫増強剤によっては免疫原性の増強がないことが明らかとなった。 |
カテゴリ | 病害虫 鶏 防除 薬剤耐性 |