課題名 | Bordetella bronchiseptica付着因子を利用した豚萎縮性鼻炎ワクチンの開発(4) |
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課題番号 | 1995003581 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
製剤・細菌製剤研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | アフィニティークロマトグラフィーによるB.bronchiseptica付着因子精製法の省力化を試みた。牛赤血球膜抽出物(超音波処理抽出物)-Sepharose 4BカラムにA19株のBrain heart infusion培養上清を添加し、urea/NaCl/acetateで溶出させることにより、40.6-55.0μg蛋白質/mlベッド容量の付着因子が得られ、精製法の省力化が可能となった。また、豚鼻腔からムチンを精製し、精製付着因子に対する親和性を検討した結果、付着因子の強いムチン結合活性が明らかとなり、豚鼻粘膜結合能が確認された。さらに、Freund’s adjuvantに懸濁させた精製付着因子試料による免疫が、マウス気管におけるB. bronchiseptica定着を強く阻害することが明らかとなった。 |
カテゴリ | 病害虫 省力化 豚 防除 |