課題名 | 安定同位体を用いた反スウ家畜におけるC、N代謝の関連性に関する研究(186) |
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課題番号 | 1995001003 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
生理・生理化学研 |
研究期間 | 継H02~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | 血中グルコースおよび尿素代謝の同時測定に必要となる、同一血液試料からの尿素とグルコースの連続分離方法を確立した。ついでこの方法を用いて、メン羊の飼料(アルファルファヘイキューブ)にショ糖を添加した場合の、ルーメンアンモニアおよび血中尿素の動態と、プロピオン酸産生速度の変化との、糖新生系における関連を調べた。その結果、ショ糖添加処理によってルーメンでのプロピオン酸産生が増加し、これを炭素源としたグルコース代謝が亢進した。一方、ルーメンバクテリアのアンモニア同化亢進によって、下部消化管へのアミノ酸供給が増加したが、その糖新生系での利用は増加せず、結果として体タンパク合成への利用が促進されたものと考えられた。 |
カテゴリ | アルファルファ 羊 |